| 黒いジム |
宇宙世紀0079、「一念戦争」と呼ばれる戦いがあった。ヅオン広告機構の宣戦布告を皮切りに始まった この戦いは当初、ミノフスキー粒子と新兵器「モビルスーツ」を開発・投入した ヅオン広告機構の優勢であった。 だが「モビルスーツ・ザコォ」の捕獲と地球連邦がそれなりにヤル気を出した結果・・・ 連邦製モビルスーツ「ジム」が完成した。 この「ジム」を一人の謎の民間人「杏・室礼(アン・ムロレイ)」が駆り、 連邦を勝利に導いたのは周知の事実である。 彼は伝説のニュータイプとなった・・。 そして「一念戦争」から7年・・宇宙世紀0087。 ここはサイド7「グリーンオアシ酢」・・・。 三機のモビルスーツが宇宙空間をひたすら直進している・・・。 モビルスーツの名は・・「リック・ニアス」・・・ユゥーゴ(滅)の新型MSである。 「ナポリー中尉・・調子はどうか?」 「コックピットが違うだけでザコォと余り変わりが・・」 ナポリーのするどいツッコミにうろたえるネギトロ大尉。 「それは言うな・・まがりなりにもジンダリウムΓを使っているのだ。 性能面では自信を持って良い。」 「自分達はマニュアル通りの訓練などやっておりません。それで一念戦争もくぐり抜けてきました。」 「そうは言うがノベルト・・・お前は何人目だ?」 「多分私は三人目・・・・」 他愛の無い会話を交わしながら和やかに進む三機・・・マヂで偵察任務かよ・・(汗)。 今現在地球連邦を掌握しているのが・・ヅオン残党狩りを目的として結成された「チターンズ」。 しかし残党狩りは名前だけで実のところはチタンマニアの集団である。 「グリーンオアシ酢」がチターンズの秘密基地で、密かに新たな「ジム」を開発しているという話なんでネギトロ達は偵察に来たのである。 「よし、私が中に潜入して・・・・」 「「大尉・・それメッチャ不安です(キッパリ)」」口を揃えていう二人。 「ええい黙れ!!(バシュゥッ!!)」バズーカをブっぱなすネギトロ。 予想通りコロニーに穴が・・・。 「よし・・ナポリー、ノベルト!潜入してジムを捕獲するぞ!!」「「りょ・・了解・・」」 意外とチターンズの対応は早く、速攻で迎撃部隊のガンダム数機が突進してきた。 ・・・と同時に爆発が三つ四つ・・・(汗)。 チタンマニアのチターンズが使うMSの装甲材質は・・・言わずもがなチタン合金・・。 しかもガンダムは量産機の為それなりの強度しかなかった・・。 「なんでこっちの攻撃が当たらないんだっ!?」「こんな旧式のガンダムでは追いつけない!!」 「あ・・赤い水性!?」機体色が赤だからってそう考えるのは短絡的では・・・。 次々とやられていくガンダム。リック=ニアスの敵では無かった・・・が! 「はっはっ!!真打ち登場!!」 颯爽と登場する黒いジム・・・パクリコンの駆るジムIIだ!! ・・が、一瞬でコックピットに一撃を食らわせられ再起不能・・。パイロットが悪すぎたんだろう・・・。 「大尉!もう一機います!!」もう一機のジムを発見するナポリー。 「動く気配が無い・・念のためにコックピットに一撃食らわせて捕獲します!」 「よし・・脱出だ!」 コロニーを脱出するネギトロらを見つめる者・・・ ヅェリト中尉の「ハイゾック」だ。 旧ヅオンの「ゾック」と連邦の「ガンダム」をミックスして一晩ねかしたような機体なだけに、 性能はそれなりのもの・・にもなっていない・・。 だがしかし純チタン製であるだけにチターンズ内で絶大な人気を誇っている機体である。 「よくもまぁぬけぬけと・・・」奇襲をかけるヅェリト。 ・・・・だが一瞬で蹴られて再起不能・・。機体も悪けりゃパイロットも悪い。 こうしてユゥーゴの面々は楽々とジムII二機を強奪してアー釜へと帰還した。 そしてジムII三号機のひしゃげたコックピット内ではラミーユ=ビタンが死にかけていた・・・・・。 |