ネマの雑想 |
ユゥーゴの急襲から数時間・・・ 何故かジムII二機はグリプ酢に戻っていた(汗) 話は数時間前に戻る・・・。 悠々とアー釜へ帰還・・・と思った矢先、グリプ酢から増援が!! 「大尉・・どうします!?」 「とりあえず・・・アー釜に支援砲撃の要請だ!!」 発光信号があげられアー釜からの支援砲撃が来た!!のだが・・・ 「うわっ・・危ねっ!!」 意識を取り戻したラミーユはビームの嵐に驚き、無意識にジムIIを動かしたのだ! 「ジムIIがっ!!」 悔しがるネギトロを尻目にジムIIはチターンズの部隊に回収された・・・。 まぁそういうわけでラミーユはなんとか生きていた。 あのままアー釜へ向かっていたら間違いなく空気漏れで死んでいた(笑) まぁ九死に一生を得たというか運が良いというか・・。 「ラミーユ=ビタン・・・フランクリック大尉の息子ちっくぅ?」 部下に気の抜けた話し方でそう聞くのは・・・チターンズ総指揮官、バスクォ=ムーンだ。 「まぁジムIIも取り戻したしぃ・・次は敵のリック・ニアスとやらも奪っちゃおう・・みたいな。」 「しかし・・あのMS、旧ヅオンのザコォとあまり変わりが無いような気も・・・」 こう反論するのはネマ中尉である。 「えぇ〜・・上官の命令に逆らうのぉ?超BMぅ〜。」 この一言が決定的となった。 元々ネマはチタンマニアでは無い。よってチターンズに拘る必要も・・無い。 (チターンズやめよっと・・・・♪) かくして折角取り返したジムII(今度は三機とも)は再びユゥーゴの手に渡ったのであった・・。 そして何故かラミーユも一緒だった・・(あと親父も・・) ==アー釜艦内== 「ネマ中尉、申し訳ないが私には君の心変わりが信じられない・・・」 グリプ酢潜入時に「コイツぁ寝返るな(ニヤリ)」と目を付けていた(何時の間に・・・)ネマ中尉が予想通りチターンズを抜けてきたのだが・・・上手く行き過ぎてにわかに信じられないネギトロであった。 孤立しかけるネマ・・。 「ネマさんはいい人です。」 「っつーか、アンタ誰?」 全員の疑問の視線がラミーユに向けられる。 無理も無い、ここでラミーユはアー釜初登場なのだから(滅) 「あ、あぁ・・たしか君はラミーユ君・・・」・・とネギトロがここまで言いかけた時に突然警報が! 「どうした!?」「あのフランクリックって人が大尉のリック・ニアスで!!」 「ふむ、加速性能も申し・・・訳程度・・。ザコォとあまり変わりが・・・・」 ネギトロのリック・ニアスを奪ったフランクリックは少し・・っつーかかなり後悔していた。 リック・ニアスには程々の性能しかないと分かったからである・・・しかしもぅ戻れない。 「あなたって人は!!」急に無線に割り込んでくる声。 「ラミーユかっ!!」 さすがラミーユ・・・ニュータイプっぽいだけに次第にフランクリックを追いつめていく。 「ジムIIがなんだ!私は次を考えてる!!」 実は何も考えてないっぽいが・・・・ そんなこんなでもみくちゃになった二機に・・・どこからともなく(っつーかネギトロ機)からビームが!! 爆発に飲み込まれるフランクリック機・・。 ラミーユは父親の事を・・考えていなかった(滅) 「あのビーム・・俺を狙っていた!?」 「無事だったかラミーユ君。」嬉しそうに微笑むネギトロ。作り笑いである。 怒り心頭のラミーユはそれを程好く無視し叫んだ・・・。 「二度もマジで殺されかけた僕に何かを言える権利を持つ人なんていやしませんよ!!」 しかしその叫びも・・クルーに程好く無視されたのだった・・・。 そしてアー釜は今日も平和に前進していた・・・・。 密かにヲイラの乗る”ガンバルディβ”を轢き潰しながら・・ |