新しい手綱 |
それとなくなんとなくヲイラを轢き潰したことに全く気付いてないアーガマは チターンズの追撃を避ける為、グラ灘に向かうと見せかけつつアソマソに・・・・ ・・行くわけもなく(滅)、ストレートにアソマソに向かっていた・・。 しかしやはりそれを見逃すチターンズではなく、 ヅェリトのガンバルディβが猛攻をかけてきた! 「正気か!?ラミーユ機、出ます!」 「ご勝手に!!」 ラミーユはクルーにコケにされる怒りを抑えて出撃した。 ・・とその時アー釜から支援砲撃が!! 危機一髪でかわすラミーユ。 「こちらの発進中に撃つ馬鹿がいるかっ!!」 怒りながらもこのビームがラミーユを狙って撃たれたものであるということに気付かないラミーユであった・・。 それに続いてネギトロもリック・ニアスで出撃。心底悔しそうである。 話の都合上即座に戦闘状態に入るガンバルディとジム!! 「貴様か!ヲイラを撃墜したのは!!」何故か怒り心頭のヅェリト。 「貴様はヲイラを知らんだろうが俺にとっては師匠だったんだ!!」 「っつーかヲイラって誰?」 全く身に覚えの無い事に至極当然の答えを返すラミーユ。 「貴様だけが特別なんじゃない!俺だってチターンズだ!!」 「だからなんやねん!!」半分キレながら問答無用で蹴散らすラミーユ。 ヅェリトは敵ではなかった・・。 そうこうしてる内にアー釜はアソマソに入港した・・・。 一方グラ灘ではアレキサンガリアに新型MSマラカイの積み込み作業が始まっていた。 新型MSマラカイ・・・オナハイムエレクトロニクスが開発したMSである。 技術者が居眠りしながら作ったような機体なので性能的にはハイゾックより僅かに上という程度だが 純チタン製(100%証明刻印付き)という事で チターンズは狂喜乱舞したのである。 まぁ・・ハイゾックよりまだマシだわな・・という事。 これで一応の戦力アップは図れたわけである、チターンズは。 とかなんとか言ってるうちに両軍とも月を出発・・・・は、早っ(滅)。 そしてユゥーゴは・・・ジャ風呂ー降下作戦の為軌道上に艦艇を集結させていた。 「ネギトロ、白式出るぞ!!」 「ネマ、リック・ニアス出ます!!」 「ラミーユ、ジムII出ます!!」 「チロッコ、メッターラ出るぞ!!」 「なんでやねん!!!」×3 三人の素早い(コンマ05秒)のツッコミに少々たじろいだが、 不敵な笑みを浮かべつつ攻撃するチロッコ。 「落ちろ、カトンヴォ!!」 っつーかなんでアンタがここにいたん?なんでなんで? とりあえずネマ機の左腕をフッ飛ばして満足気に退散するチロッコ。 「逃げるっ!?」 「地球の引力の井戸に引込まれるのは御免だ。後は後続に任せる。」 とか言いつつ実はビビリだったらしぃ(笑) 「ふぅ・・これでやっと静かに降下できるか・・・・」ラミーユは一息ついていた・・戦闘中に(滅) しかし・・・ジムIIに迫り来る二機のMS・・・ 性懲りも無くパクリコンとヅェリトのマラカイである。 「高度が下がってるの事に気付いていないのかっ!?」 実は二人とも気付いていなかった(汗) 完全にオート機能をあてにしていたのである・・・・・が、 「くっ・・これまでか!!」 オートの設定がオフになっている事に間一髪気付いたヅェリトがバリュートを開いた。 「どうしたヅェリト!バリュートはオートで任せてギリギリまで攻撃するんじゃなかったのか!?」 パクリコンはまだ気付いてないらしぃ・・・・だが機体温度は徐々に上昇して行く・・・ 「くっ、バリュートはまだ・・ってオート機能がオフになっとるやんけぇ!」 今更気付いたパクリコン。さらに焦って押したボタンは・・・『バリュート排除』。 マラカイに装着されていたバリュートが気持ち良いくらい元気に後方へ飛んでいく・・・。 「パクリコン・・仇は取るぞ、必ずな!」 「まだ死んでねぇって・・・・」 だがパクリコン機が燃え尽きるのは時間の問題である・・ 眼下に広がる地球・・。 視界の先にはアメリカ大陸が・・・。 「ア・・・アメリカァァ・・・・」 パクリコンは無類のアメリカマニアだったのだ! まぁ今更そんな事どうでもいいってかんじですな・・。 そしてパクリコンは・・満足そうな表情で燃え尽きた・・。 燃えた・・燃え尽きたよ・・・真っ白にな・・・。 |